問題はここへ
解答
rをなる任意の実数とする.
このとき0を中心とする開円盤は単位開円盤に含まれる.
f(z)は単位開円盤で正則なので,f(z)を開円盤でテイラー展開できる.
f(z)のテイラー展開をとする.
仮定より任意の正整数kに対してなので,
が成り立つ.
特にk=1のとき,
なので,を得る.
次にk=2のとき,
なので,を得る.
これをk=3,4,5,…と繰り返すことにより,任意のk≧0に対してを得る.
したがってf(z)は開円盤で0に等しい.
ここでrはなる任意の実数なので,f(z)は単位開円盤で0に等しい.
2007年7月4日水曜日
07/07/03の解答
問題はここへ
解答
が二次無理数とであると仮定すると,なる整数が存在して
が成り立つ.このときであり,
なので,
が成り立つ.ここで三角不等式より,
この各辺にを乗じて
を得る.ここで,
であるので,が成り立ち,
はさみうちの原理よりが成り立つ.
よって,に対してある自然数が存在して,
なる任意の自然数に対してが成り立つ.
また,任意のに対しては整数なので,
なる任意の自然数に対してが成り立つ.
のときなので,,
すなわち,
が成り立つ.ここでは整数なので,
はを割り切る.
これがなる任意の自然数に対して成り立つので
を得る.
が奇数のときは,が偶数のときはなので,
この2つの式を連立させてを得るが,
これはに反する.
したがっては二次無理数ではない.
解答
が二次無理数とであると仮定すると,なる整数が存在して
が成り立つ.このときであり,
なので,
が成り立つ.ここで三角不等式より,
この各辺にを乗じて
を得る.ここで,
であるので,が成り立ち,
はさみうちの原理よりが成り立つ.
よって,に対してある自然数が存在して,
なる任意の自然数に対してが成り立つ.
また,任意のに対しては整数なので,
なる任意の自然数に対してが成り立つ.
のときなので,,
すなわち,
が成り立つ.ここでは整数なので,
はを割り切る.
これがなる任意の自然数に対して成り立つので
を得る.
が奇数のときは,が偶数のときはなので,
この2つの式を連立させてを得るが,
これはに反する.
したがっては二次無理数ではない.
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