2007年4月16日月曜日

写像の全単射

1 件のコメント:

yosuke さんのコメント...

ここでは写像の合成を*を用いて表す。
bをBの任意の元とし、g(b)∈Aを考える。
いまはf*g=1_[B]なので、f(g(b))=bとなる。
したがってfは全射である。
また、xとyをBの元とするとき、
g(x)=g(y)
⇒f(g(x))=f(g(y))
⇒x=y(∵f*g=1_[B])
となるのでgは単射である。
同様にして、g*f=1_[A]から、
gが全射でfが単射であることが示せる。
したがってfとgは共に全単射である。